人と妖の狭間。
混沌の深淵に沈む希望。
運命が廻り出す。

施設

Facility

 前提として、ここに書いてあることは、飽くまで主が思い付く限りの、最低限こんな施設があるよー程度の物で、成りをするときにここに書いていない施設を作り出していただいても、世界観を壊さない限りはなんの問題もありません。
 何か分からないことがあれば、気軽に主の方にご質問ください。

妖剣学園

校舎 各クラスの教室、移動授業で使う特別教室など、座学で使う施設が固まっている。
 集会やイベントなどで使う講堂。職員室や校長室など、教職員が使う施設などもここ。
部室棟 運動部棟と文化部棟の二つが並んで建っていて、殆どの部活動・同好会・研究会の部室はここにある。中には空き教室だったり、特別な施設を使って活動を行なっているところもある。
グラウンド

訓練場
 体育や、特別科目の実践授業などで使う。
 グラウンドは、結構な備品が揃っていて、室外陸上スポーツなら大体のことができる。校舎や部室棟と隣り合わせに位置しているため、結構な広さがあるが、移動で困ることもないだろう。
 訓練場は、学園の広大な敷地の7割を占め、あらゆる状況を想定した訓練のため、都市型、地下型、洞窟型、屋内型、森林型、山岳型、平地型などなど、数多くの多種多様な訓練場が用意されている。想像できる物は大体ある。
食堂 朝から晩まで開かれている、自由度の高い食堂。前日までに予約し、注文から料理を受け取るまで待つという手間を省いたりもできる。
 メニューも、下手なファミレスよりも多く、味も一流だと評判が良い。手に持って食べられる軽食なども売られている。
中庭 校舎のグラウンドとは反対側、食堂の隣に位置している。観葉植物や噴水、ベンチ、アイスや飲み物の売っている自販機などが置かれていて、生徒たちの憩いの場となっている。
生活スペース
 校舎や訓練場とは少し離れた位置にある。職員寮、男子寮、女子寮の三つの棟があるが、一階の共同スペースは繋がっていて、一つのエントランスから、それぞれに移動できる。
 生徒一人一人に部屋が用意され、広めの1K。畳敷き7帖の居間、カウンターキッチン。風呂場、脱衣所、洗面所、トイレが玄関近くに固まっていて、押し入れやクローゼットなどの収納が丁度良くある。寝具や洗濯機、冷蔵庫や電子レンジなどの最低限の家電や家具は備え付けで置かれている。
 内装が気に入らなければ、エントランスの受付へリフォームの依頼を出せば、3~5日ほど部屋を空ければ、匠がどんな要求も汲んでビフォーアフターしてくれる。
 共同スペースは、エントランス。その左側にはソファやテレビの置かれた広間があり、談話室のような役割を担っている。右側には共同のトイレと、大浴場・食堂に繋がる廊下がある。
食堂 上記の食堂とは別。寮から繋がっていて、主に朝と夜に生徒や職員が利用する。そのため、昼御飯用のお弁当なんかも売られている。校舎近くの食堂とはメニューも違っているが、同じように一流の料理を味わうことができる。
大浴場 男湯女湯が横並びで、浴場や脱衣所が左右対称の造りになっている。脱衣所から出れば、男女の共同スペースがあり、銭湯でよく見る、牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳が売られている自販機が置かれていて、テレビも見れる。
 寮室でも入浴はできるが、大浴場には温泉が湧いていて、疲労回復などの効能もある。
 浴場とは別にサウナがある。

補足

 校内での移動や、校内から校外への移動には、主にバスと電車を使います。校内の移動に使うバスは、四つのバスが等間隔で円を描いて校内の敷地を回る。このバスは妖力によって、無人で半永久的に動き続けているので、好きな時間に利用することができる。
 校内校外間を結ぶ電車は、朝6時始発、深夜1時終電。終電を過ぎれば、最悪帰宅のために登山する必要があるので、あまり夜遊びはお勧めしない。

地下施設
研究所 妖・怪異に関係することを研究する施設。世界各地に研究所は存在するが、妖剣学園の研究所は世界的にも最高峰に位置している。校内の研究会も稀に活動のために訪れたりする。
妖怪獄房 捕獲した妖・怪異を囚えておくための牢屋。閉じ込めているとは言え、危険度の高いところなので、生徒が近寄ることは原則禁止となっている。
 この地下施設は、妖剣学園の施設であり、管理などを行なっているのも学園側だが、怪斬隊との縁も深く、怪斬隊員が出入りする機会も多い。怪斬隊が生け捕りにした妖・怪異は妖怪獄房に運び込み、厳重に拘束し無力化した状態で収監される。怪斬隊の回収した研究材料は、この研究所に送られる。
 怪斬隊が現場で働き、その後の管理・研究は学園側が行う、という持ちつ持たれつの関係が成り立っている。

怪斬隊

隊長室 隊長、副隊長が事務作業を行う部屋。仕事で出払っていない間は、基本的にここに居るので、用があれば尋ねると言い。
幹部会議室 幹部達の仕事場。隊長室の隣にある。
 コの字に並ぶ五つの机、その口側に並ぶ大小二つの机。コの字に並ぶ机は、それぞれ幹部達の仕事机。普段は事務仕事に使い、会議の時も余分な移動の必要なくそのまま使えようになっている。それらの前に並んでいる大小の机は、大きい方が隊長の机、一回り小さいのが副隊長の机。大きさに違いのある理由は、隊長は会議の進行などを担うので、紙の資料も多く扱う必要があるため大きい方が何かと便利。副隊長の机が小さいのは、あくまで隊長の補佐、という立場であるため。
工房 主に鍛造部と総術部が使う施設。武具・道具の作成や、何らかの術の使用などに便利な物や環境が揃っており、要望を出せば大体のことは聞き入れられ、欲しい備品や施設を揃えてくれるため、技師術士が不便することも無いだろう。
 中には、様々な話し合いをするための会議室なんかもある。
訓練場 学園の訓練場のように、広大な敷地を活かして、あらゆる環境に対応できるように多種多様な訓練場を用意している訳ではなく、地下を大きく切り開き、四方に白いタイルを敷き詰めた立方体の空間である。
 尤も、並々ならぬ強化を施されたコンクリートとタイルでできているので、相当なことでは壊れない。その上、特殊な術が施されているので、敵対している相手との本気の戦闘でもない限り、その硬さによる事故などは起きないように衝撃が緩和されるようになっている。更には、壁や床、天井に傷ができたり、クレーターができたり、抉られたり、粉微塵にされても、3秒ほどで元の形に戻るようになっている。修復の際、瓦礫が飛び回るわけではないので、安心してほしい。
講堂 集会や複数部署の合同での会議などに使われる。時々イベントもあるそうな?
オフィス 各部署に幾つかある。それぞれの仕事内容に合わせた施設になっており、現場へ出向く必要がなければ、基本はここで仕事をするだろう。
医務室 病院レベルの医療施設があり、隊員たちの妖術もあり、骨折が一日二日で治る。四肢が捥げても最速一週間程度で治る。が、これができるのは、対象が妖人であり、通常の人間よりも頑丈である場合が多いからである。